「言語聴覚士」は、病気や交通事故、発達上の問題などによって、音声機能、言語機能、聴覚に障害を持ち、コミュニケーションに困っている人に対して、機能の回復、維持、向上を図るために、必要な評価、訓練、指導、援助を行う人のことを言います。英語では、Speech-language-hearing Therapist、略してSTとも言われます。

日本では、1950年代から、このような言語聴覚の治療が行われていて、「臨床言語士」や「スピーチセラピスト」などさまざまな呼び方をされてきましたが、1997年に、専門家の確保と質の向上を目的とした言語聴覚士法の制定により、国家資格になりました。ですから、資格自体は、比較的新しいということになります。

仕事としては、問題点を明らかにし、対処法を考え、訓練や指導など援助を行うことがメインですが、クライアントのみならず、家族など周りの人へのサポートも仕事になります。

言語聴覚に障害を持つ人が身近にいなければ、言語聴覚士に接する機会はなかなかないと思いますが、高齢者が増えたり、生活習慣病や脳疾患の人が増えたり、交通事故が多発するなどして、言語聴覚士に対する社会的ニーズが高まり、さまざまな分野での活躍が期待されているんですよ。



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